恋する想いを文字にのせて…
『小野寺さんも書かれていたと通り、先生の作品には、私も「昭和」の良さを感じています。

温かさも優しさも、何気ない一コマ一コマの中に演出されている。

手作りの良さが描き出された作品が多くて、改めてホッとさせられている日々です。


小野寺様は、そんな津軽先生の作品で一番最初に何を読まれましたか?

私は確か、天使が2人出てくる作品だったと記憶しています。

大雪で停電になった室内で、主人公が友人達からバースデーパーティーを開いてもらってる。

キャンドルライトに照らされた少女達の顔が、今も目蓋の裏に焼き付いて離れません。


素晴らしい作品ばかりを描かれていたんだな…と、今更ながらに思っています。

そんな先生に直接お会いできるなんて、編集というお仕事は実に羨ましい限りです。

不規則で大変そうだと伺ってはおりますが、貴重な出会いが設けられる素敵なお仕事でもあるんだな…と思いました。



これからもお仕事に励まれて下さい。

手紙上だけでしか励ませられない私ですが、小野寺さんの作られる本がずっと読者に読み継がれていく作品になることを願っています。

いつも心温まるお便りを頂き、嬉しい限りです。

その都度、字を褒めらてもらえるので内心とても喜びます。


機会があれば今後もお便りしたいと考えます。

郵便受けの中に貴方様からの封筒を見つける度に、心躍らせているのは私の方です。

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