100%ジュース
僕はとりあえず一番最近買ったMr.ChildrenのCDをデッキに入れ、PLAYボタンを押した後真冬に顔を向けた。
「で?」
「え?」
「なんで、家なんかに来たの?」
「…迷惑だった?」
「いや、そうじゃないけど…なんでかなって」
「最近来ないじゃない。学校」
「あぁ…」
「メールも来ない」
「別れたんだよ」
「………」
沈黙が訪れた。部屋には桜井和寿の歪みの効いた、それでいてクリアに聞こえる歌声だけが響いた。
「で?」
「え?」
「なんで、家なんかに来たの?」
「…迷惑だった?」
「いや、そうじゃないけど…なんでかなって」
「最近来ないじゃない。学校」
「あぁ…」
「メールも来ない」
「別れたんだよ」
「………」
沈黙が訪れた。部屋には桜井和寿の歪みの効いた、それでいてクリアに聞こえる歌声だけが響いた。