哀し
「あ!しん!」
私と先輩が店に入ると誰かが先輩を呼んだ
「ここ。どうした~?」
「なんかしんの友達が来てもいいって言ってたから来た!」
「わがまま。」
「えへへ。」
嬉しそうに笑う彼女さん
彼女さんの隣に座る先輩
案内されてその前に座る私
結局、打ち上げで先輩が私に話しかける事はなくって
ずっと彼女さんと話していた
解散と同時にみんな帰りだして
私も家に向かった
これで私と先輩の関係はなくなって
普通の知人になる
それが少し寂しくて
少しほっとした。