ねぇ、松風くん。
いいもん、私はうさピョコが好きなの。それに松風くんに初めて貰った大事なものなの!
「…毎日一緒に寝ようかな。」
うさピョコを見つめながらボソッと呟いた私の言葉を聞き逃さなかった菜穂は、
”それはキモい。”
と、最後まで辛口なコメントを呟いたけれど。
「良かったじゃん、また普通に話せるようになって。」
そう言って、優しく笑ってくれるのもまたやっぱり菜穂なんだよね。
「菜穂、大好き!」
「…はいはい、知ってる。」
松風くんと回るチャンスをくれて、いつも私のこと想ってくれて、本当にありがとう。
私の親友は、最強で最高なツンデレガールです。