キミを信じて
「証明してやろうか?仲間は裏切らねえ、って」
にやりと笑った銀龍

「どうやって?」

「俺達の仲間になれよ」
俺達=龍輝
ってことだよね・・・・
「いやだ」

「おまっ、即答かよ!」
黒龍が突っ込む

「いや、あたりまえでしょ」
むしろ、ハイって言う方がオカシイ

「怖いのか、また、裏切られんのが」
今まで黙っていた火龍が静かに言う

「あんたたちになんか分からないでしょ。裏切られる怖さも、寂しさも、失望感も。」

「・・・・わかんねーよ、わかりたくもねえ」
銀龍が吐き捨てるように言う
「ホラ、そうやって仲間です。って仲良こよししてる奴になんて、分かんないんだよ。分かんないくせに、関わってこないで、迷惑なんだよ。お願いだから、『今』の私に邪魔しないで」

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