キミを信じて
「悩んでることとかちっぽけに思えてくる。」

「仁も来るの?」
オレンジ色で照らされている仁の横顔を見る

「いや。先輩が死んでからは来てない」

「・・・え、先輩死んじゃったの?」

「うん。それからはどうしても先輩を思い出しちゃうから、来たくても来れなかった」
前髪をさわって俯く仁

「先輩のこと、好きだったんだ?」

「あぁ。すげー尊敬してたんだ」
顔を上げた仁の顔はすごくスッキリしていた

「今日来れたのは、銀河たちがいたのはもちろんだけど・・・・姫華おまえも居てくれたからだよ」

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