キミを信じて
「うるせーだろ?いつもこんなんだけど」
呆れたように笑う仁

「すごいね、誰が総長かわからない」
だって、総長と副総長が正座させられて、怒られているんだから。

「フッ、そうかもな。でも、頼れるぜうちの総長と副総長は」

「いいなあ、そう思ってもらえるって」

「バカじゃねえの」

「は?」
今、バカ発言したっけ?
びっくりして声をだしてしまう

「お前だって、もうそう思われるだろ」
そう静かに言ったあと、ニッヤとして
「俺達、に」
そう言った。

「仁・・・」

「俺、普段あんま喋んねえから。そこのところ宜しく」

「あ、はい」
返事をした後、仁は私の頭を優しくなでると、4人のところに行って

「おい、そろそろ開放してやれ」
そういって聖の頭を叩く。
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