キミを信じて
ー青翔sideー
ニコニコ嬉しそうに笑ってるひーちゃん
きっと何か抱えてるのは、分かる
無理には聞き出せない。
だけど、僕は救いたいな、と思った。

『僕達に話しかけないで』

最初は、いつもみたいな女だと思った。
だけど、彼女の目は僕達を映しているようでまったく映していなかった。


その目は、初めて銀河にあったときのアイツの目に似ていた。

輝いてなくて
光をもっていなくて

きっとみんなが、
キミを助けたい
そう思った。

そう思ってたら、銀河が
『ちょと、こい』
そう言った

そして、今にいたるわけだ。

ー青翔sideEND-
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