キミを信じて
「あっぶねーな、だいじょーぶか姫華」

私はギリギリのところで銀河の腕のなかにいた

「ごめっ・・・ありがとう銀河」
恥ずかしくて俯く

「バカッ、心配させんなよ」
そう言ってグシャグシャと頭をなでられる

「うん。ホントごめんね、ありがと」
私がお礼をすると同時にみんながくる

「姫華!大丈夫だった?!」

「やるじゃん、銀河」

「俺だって、助けられたしっ!」

「えー悠紀はムリムリ」

「ぜってーできんね!青翔のほう無理だろ」
青翔と悠紀のケンカがはじまる
えっと、すこしでいいから

私のことにも、ふれておくれよ

なんて、思ってると

「そろそろ、着替えようぜ」
仁がそう言ってスタスタと歩いて行く
< 81 / 215 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop