天然娘とオオカミ君の恋
中崎と他愛もない話をしていると、

「天音~!」

と、同じクラスの子に呼ばれた。

「じゃあね!馬鹿中崎♪」

「うるせー!天然娘!」

あたしは呼ばれたほうへ走った。

なんだろう・・・??

「何??」

「誰か、呼んでるよ!」

そう言われた。

誰・・・??

そう思い、廊下へ出た。

廊下へ出ると、いつもより人が沢山いる。

不思議に思っていると、夕菜がこっちへ走ってきた。

「天音~!あんた大丈夫!?」

「へ・・・?なんで??」

「だってあんたオオカミに・・・」

と夕菜が言いかけたときだった。
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