シンデレラって呼ばないで
「言わないなら、殴ったり、蹴ったりしてでも言わせるしかないわね。」
「そうね。」
本当にこの親子ならやりかねない。
この親子にいくつあざを作られたかわからない。
でも今日はいつもに増して更に怖い……//
「さっさと言えよw」
そう言って黒羽胡桃が私の首根っこを掴んだ。
更に黒羽貴子が私のスネを蹴り飛ばし続けた。
「ぎゃああああああああああああ」
近所に聞こえるくらいの声で叫んだ。
「うるせぇよ、無子、早く言いやがれ。」
「ぎゃあああああああああああ」
「うるせえ、早く白状しろよ」