恋と失恋と恋と



私と志桜里が英語科室に行くとすでに、奏太は整理し始めていた



「歌稟帰ったかと思った・・・って、誰?」


え?
志桜里のことまさか知らないの?
私は一言文句を言ってやろうと口を開きそうになったその瞬間・・・・


「知らない。とは言わせないわよ?高ノ宮財閥のお坊ちゃん、高ノ宮奏太?」



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