恋と失恋と恋と



志桜里は息を一つ吸って、しっかり私の目をみて答えた


「歌稟だよ・・。歌稟を守りたくて波瑠汰は歌稟を裏切り、由香里のもとに行った・・・」



え・・・・・?


私・・・・?



「歌稟、歌稟は波瑠汰に捨てられたんじゃない。波瑠汰に守られたんだよ」


私は波瑠汰に守られた・・・・?


そんなこと・・・・、信じられないよ・・
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