恋と失恋と恋と

由香里は一歩私に近づいて

大きい瞳で私に訴えるような目でいった



「歌稟‥‥、許される事をしてないって分かってる‥‥。波瑠汰のことが好きな気持ちが歌稟といればいるほど大きくなっちゃってもう自分じゃ止められなかったのっ‥‥。本当にごめんなさい」

涙で顔がぐちゃぐちゃな由香里

やっぱり由香里は由香里だ

由香里は正直でまっすぐで‥‥だからこそ私が許せなかったんだよね‥‥

私も由香里に言わなきゃ

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