ヤクザの世界
今日は夜ご飯なにしようかな~と考えながら帰路につく

私の家は学校から歩いて10分のところにあるアパート

私は一人暮らしをしている
私に親はいない

私は親から逃げてきた

中学を卒業同時に家を出た
行く宛なんかなかった

野宿をする日もあった

ある日
一人の女性に会った
「大丈夫?」
と、声をかけくれた
後から知ったんだが
その女性は沢木恵子(サワキ ケイコ)さんという人で42さい

とても40代には見えないくらい綺麗

沢木さんは公園で寝ている私を心配して声をかけてくれたらしい

沢木さんの笑顔があまりにも優しくて分からないけど涙が出た

私が泣いてる間、沢木さんは、私のことを優しく抱き締めて背中をさすってくれた

不意に思った
この人になら私のこと話せそうって……


…………私の過去を………
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