イノセント・ラブ
キミはわたしの言葉に、優しくうなずいてくれた。
「ありがとう」
絞りだすような声だった。
「いや、まだ返事はしてないんだけどね」
そう切り返すとどこかで笑いが起きていた。
キミは肩を落とし、仕方ないなと言うように
「それじゃ」
とだけ短く言って去っていった。
「ありがとう」
絞りだすような声だった。
「いや、まだ返事はしてないんだけどね」
そう切り返すとどこかで笑いが起きていた。
キミは肩を落とし、仕方ないなと言うように
「それじゃ」
とだけ短く言って去っていった。