氷炎均整
「そうだ~。昨日のテストどうだった?」


友達のカレンが切り出した。


「うん。いつも通り。そっちは?」


「うーん。少し難しかったけど、多分だいたいできたと思う。でも、フユリはいいよね。いつも一番で。」



「でも、カレンもすごいじゃない。いつも二番か三番だし。」


「ん、まーね。フユリと同じ班になりたいから頑張ってる。」


この魔法学校では、成績順に班分けされるんだ。


カレンが頑張ってくれるおかげで、いつも話せて、学校はとても楽しい。

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