2ヶ月の一生分の恋

出会って0日目 食事

それは今年の10月のこと、彼女もいなく友達と毎日下らない話をしている僕(仮にゆうやとしよう)は、近くにすんでいる中学校時代の女友達(仮にあやとしよう)を誘って一緒に僕が働いている焼き肉屋にご飯を食べに行くことになった。誘った理由は簡単、ただ女子とご飯にいきたかったからだ。
適当に肉をつまみつつあやはこんなことを言い出した。
「そういえばゆうやは彼女できたの？」
もちろんいるわけもなく
「あいかわらずソロプレイヤーだよ、そっちは？」
と返すと、あやは鞄からタバコを取りだし吸い始めた。タバコは苦手なんだがしょうがない。
「1ヶ月付き合って別れた」
聞いてはいけないことを聞いてしまったか？
「そっか、でもあやならすぐいい男がみつかるさ」
「まあね」
良かった。機嫌を取り戻したようだ。
その後もあやと中学校時代の思い出や最近の出来事をだらだらと話していった。そしてもうすぐで帰ろうかと言うとき。
「そういえばさ、ゆうやってまぁ色々バカなことしてきたじゃん？」
いきなりなんなんだ。まぁ確かに人に言えないバカなことをしてきたが
「その話を学校でしたらさ、ゆうやのこと気にいった？女友達がいるんだよ」
こいつは人の許可もとらずなにを話しているんだ、、、。しかし気に入ってもらえたとは光栄だ。
「んじゃ、気に入ってもらったお礼に今度焼き肉でもおごるよ」

この一言がすべての始まりだった。

「まじ？その子2週間後の火曜日ならあいてるらしいからその日ね」

「OK」