意地悪な幼なじみが冷たい理由
あれ?アヤちゃん、怒ってる?

あ…、今さら言うなよ ってこと?


あー、だめだ……だんだん落ち込んできた。





「「橘くぅぅーーん‼」」


女子の黄色い声……



「ほ、ほらっ、アヤちゃんのこと呼んでるよ?みんな……」


「チッ……」


アヤちゃんは舌打ちすると、皆のとこに戻っていった。








――――――――
―――――

いそいそと帰路につく。
家で明日の予習をしている時だった



「芙美ぃー!絢人くん、来たわよ」

一階からお母さんの声が聞こえた。



アヤちゃん?
私、忘れ物したっけ?

また迷惑かけちゃった!?



「はーーい!」

とりあえず、返事をして玄関に向かう。

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