意地悪な幼なじみが冷たい理由
その場を離れたかったけど、帰る場所は皮肉にも同じ方向でただ、ついてくしかなかった。




アヤちゃんの家につくと、アヤちゃんは振り返りやっぱり冷たい目で私を見て低い声で


「寄ってけ」

と言った。



いや、無理無理無理無理‼



「え、エンリョしときま……」

「寄ってくよね?俺を怒らせたよね?」



「うぅ…、寄っていきます」



涙目になりながら答え、無言で家に入るアヤちゃんをまたまた追いかけた。

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