君からの好きって言葉がほしくて。


「お前、もう少し寝てろ」




そう言って隼人は私を横にして布団をかける




その時、一瞬隼人の動きが止まった




「…あれ、初恋のやつ?」




隼人の視線の先にはベッドの横に置かれている順くんとの写真




「あ…ごめん、片付ける」




なんとなくそこにはあってはいけない気がして私はしまおうとした




けど、隼人は私の腕を掴んで止めた




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