君からの好きって言葉がほしくて。
…ですよね、そうなりますよ
いきなりの付き合ってます宣言だもんね
先生も驚きすぎて私と隼人の顔を何度も見返してくる
「だから学級委員希望!」
そう言って椅子を引いてどかっと座る
嵐のような発表にクラスはまだざわついたまま
こんな大っぴらに言わなくてもいいじゃない
おかげで私まで注目されてる
私は少し隼人を睨んでみた
すると隼人は満足そうに笑顔を向けた
…ドキッ
その笑顔に少しだけキュンとした