青いブレスレット-Second-
トイレまで来て、とりあえず手を洗っただけでトイレを出る。
ああ、部屋に戻りたくないな…。
「紗奈ちゃん!」
誰かに呼ばれる。
声の方を向くと、篠原くんがいた。
「あ、篠原くん」
「大輔でいいよ」
「う、うん」
「紗奈ちゃん…ごめん!」
なぜか大輔くんに、思い切り頭を下げられた。
「え!?なんで謝るの!?」
「あの二人が欠席って聞いたから、紗奈ちゃん誘ったんだ。まさか来ると思わなくて、嫌な思いさせちゃったよね。ほんとにごめんね!」
そっか、大輔くんは一応考えて誘ってくれたんだ。
「ううん、大輔くんが悪いんじゃないよ」
「水原はあの二人に興味全くないと思うけど、あの二人って昔から何考えてるか分かんなくてさ。同じ男と付き合ったのにめちゃ仲良いし、未だに水原に普通に話しかけるし」
「…そうなんだ」
二人は何も考えてないのかな。
それとも………水原くんにまだ気があるのかな?
「あの二人は、水原くんのことまだ好きなの?」
「付き合ってたときは二人とも自分から離れてったからもう未練はないと思ってたけど、あの二人マジで何考えてるか分かんないからなんとも言えないや…紗奈ちゃん、戻れそう?」
「…うん、大丈夫だよ」
大丈夫じゃないけど、大輔くんに心配かけるのも悪い。
わたしは、大輔くんと一緒に部屋に戻った。
ああ、部屋に戻りたくないな…。
「紗奈ちゃん!」
誰かに呼ばれる。
声の方を向くと、篠原くんがいた。
「あ、篠原くん」
「大輔でいいよ」
「う、うん」
「紗奈ちゃん…ごめん!」
なぜか大輔くんに、思い切り頭を下げられた。
「え!?なんで謝るの!?」
「あの二人が欠席って聞いたから、紗奈ちゃん誘ったんだ。まさか来ると思わなくて、嫌な思いさせちゃったよね。ほんとにごめんね!」
そっか、大輔くんは一応考えて誘ってくれたんだ。
「ううん、大輔くんが悪いんじゃないよ」
「水原はあの二人に興味全くないと思うけど、あの二人って昔から何考えてるか分かんなくてさ。同じ男と付き合ったのにめちゃ仲良いし、未だに水原に普通に話しかけるし」
「…そうなんだ」
二人は何も考えてないのかな。
それとも………水原くんにまだ気があるのかな?
「あの二人は、水原くんのことまだ好きなの?」
「付き合ってたときは二人とも自分から離れてったからもう未練はないと思ってたけど、あの二人マジで何考えてるか分かんないからなんとも言えないや…紗奈ちゃん、戻れそう?」
「…うん、大丈夫だよ」
大丈夫じゃないけど、大輔くんに心配かけるのも悪い。
わたしは、大輔くんと一緒に部屋に戻った。