青いブレスレット-Second-
「おしとやかそうで、女の子らしいね。すごく可愛い!」
女の子はそう言って、またニコっと笑った。
か、可愛いって言ってくれた………?
今まで散々、水原くんと釣り合わないって言われてきたけど、初対面の人が、可愛いって言ってくれた………!?
少し感動して放心状態になっていると、水原くんが口を開いた。
「紗奈、この人は井上七海(ナナミ)。中学の同級生。井上、こっちは雪川紗奈」
「初めまして、紗奈ちゃん!七海って呼んでね!」
そう言って、またニッコリした。
うわあ、可愛い………。
やっぱり、わたしより全然可愛い。
同性なのに、ドキッとしちゃう。
「は、はじ、めまして………」
わたしも途切れ途切れに挨拶した。
「なるほどね、透、こういう子がタイプなんだ!どーりで上手くいかなかったわけだっ!」
………ん?
上手くいかなかった………?
「ちょっと、井上」
「ごめんごめん!あ、じゃああたしそろそろ行かなきゃ!じゃあまたね!」
七海ちゃんはまたニコっとして、走っていった。
………なに、この感覚。
なんか胸に、引っかかってる。
女の子はそう言って、またニコっと笑った。
か、可愛いって言ってくれた………?
今まで散々、水原くんと釣り合わないって言われてきたけど、初対面の人が、可愛いって言ってくれた………!?
少し感動して放心状態になっていると、水原くんが口を開いた。
「紗奈、この人は井上七海(ナナミ)。中学の同級生。井上、こっちは雪川紗奈」
「初めまして、紗奈ちゃん!七海って呼んでね!」
そう言って、またニッコリした。
うわあ、可愛い………。
やっぱり、わたしより全然可愛い。
同性なのに、ドキッとしちゃう。
「は、はじ、めまして………」
わたしも途切れ途切れに挨拶した。
「なるほどね、透、こういう子がタイプなんだ!どーりで上手くいかなかったわけだっ!」
………ん?
上手くいかなかった………?
「ちょっと、井上」
「ごめんごめん!あ、じゃああたしそろそろ行かなきゃ!じゃあまたね!」
七海ちゃんはまたニコっとして、走っていった。
………なに、この感覚。
なんか胸に、引っかかってる。