青いブレスレット-Second-
「…そうだ!」
水原くんから離れて、『アレ』を取り出した。
「はいこれ!」
「…え?」
ピンクのリボンがかかった箱を差し出すと、水原くんが不思議そうな顔をする。
「今日はバレンタインデーでしょ?」
「…あ、そっか!」
え!?
気づかなかったの!?
「水原くんバレンタインのこと忘れてたの!?テレビとか見れば嫌でも目に入るのに」
「いやもう、紗奈の誕生日のことで頭がいっぱいだったからさ…」
水原くん…。
なんだか可笑しくて吹き出してしまった。
「なんで笑ってんの」
「だって、それぞれ誕生日とバレンタインのこと忘れてたから」
そう言うと、水原くんも笑った。
水原くんから離れて、『アレ』を取り出した。
「はいこれ!」
「…え?」
ピンクのリボンがかかった箱を差し出すと、水原くんが不思議そうな顔をする。
「今日はバレンタインデーでしょ?」
「…あ、そっか!」
え!?
気づかなかったの!?
「水原くんバレンタインのこと忘れてたの!?テレビとか見れば嫌でも目に入るのに」
「いやもう、紗奈の誕生日のことで頭がいっぱいだったからさ…」
水原くん…。
なんだか可笑しくて吹き出してしまった。
「なんで笑ってんの」
「だって、それぞれ誕生日とバレンタインのこと忘れてたから」
そう言うと、水原くんも笑った。