203号室
第一章 仕事場
「行ってきまーす」
「今日も見回りで遅くなるのよね?」
「うん、ご飯いらないから…」
「分かったわ。帰り、気をつけて帰るのよ」
「はーい、行ってきまーすっ」
私の名前は桜井香。大学二年生だ。
今は病院の看護士として働いている。
毎日毎日本当に休む暇を与えないくらい動いている。
薬を変えにその人その人の病室を回る、点滴を変えに行く、まとめのレポート…
人の命を預かっているのだから面倒くさいなんて思ってはいけない。
大変ではあるが患者さんの笑顔が見れた時はやはりやっててよかったと思う。
「香先輩!この薬品とこの薬品で1リットル、間違いないっスよね?」
この子は山本和樹君。私の1つ下の後輩だ。
「今日も見回りで遅くなるのよね?」
「うん、ご飯いらないから…」
「分かったわ。帰り、気をつけて帰るのよ」
「はーい、行ってきまーすっ」
私の名前は桜井香。大学二年生だ。
今は病院の看護士として働いている。
毎日毎日本当に休む暇を与えないくらい動いている。
薬を変えにその人その人の病室を回る、点滴を変えに行く、まとめのレポート…
人の命を預かっているのだから面倒くさいなんて思ってはいけない。
大変ではあるが患者さんの笑顔が見れた時はやはりやっててよかったと思う。
「香先輩!この薬品とこの薬品で1リットル、間違いないっスよね?」
この子は山本和樹君。私の1つ下の後輩だ。