without you
「社長・・おはようございます」と挨拶をした私に、社長は「おう。おはよ」と答えると、そのまま私の横をツカツカと通り過ぎた。
あれ・・・社長?
いつも以上に私のことが目に入ってないような気がするのは気のせいだろうかと思いながら、私が自分の席へ戻ったとき、「おい木戸ー」と私を呼ぶ社長の声が聞こえたので、私はまた椅子から立ち上がって「はい?」と返事をしながら、社長室の方へと歩いて行った。
遅くても、いつもならこの辺りで社長と鉢合わせするのに、社長は自分の席に留まったままだ。
やっぱり今日の社長は、どこかおかしい・・・けど、少なくとも私がここにいるということは、分かってるみたい。
あれ・・・社長?
いつも以上に私のことが目に入ってないような気がするのは気のせいだろうかと思いながら、私が自分の席へ戻ったとき、「おい木戸ー」と私を呼ぶ社長の声が聞こえたので、私はまた椅子から立ち上がって「はい?」と返事をしながら、社長室の方へと歩いて行った。
遅くても、いつもならこの辺りで社長と鉢合わせするのに、社長は自分の席に留まったままだ。
やっぱり今日の社長は、どこかおかしい・・・けど、少なくとも私がここにいるということは、分かってるみたい。