without you
「純世っ!なんで木戸さん隠してたんだよ、その巨体で」
「巨体じゃねえよ。大柄と言え」
「似たようなもんだろ。あっ、ねえ木戸さんっ!これから俺たち晩メシアンド飲みに行くんだけど。木戸さんも一緒に行こうよ」
「あぁ・・でも私・・・」
言い渋ってる木戸は、どうやって断ろうかと必死に考えているんだろう。
そういう類の思考と態度は分かりやすい。
さて。俺は上司として、困った部下をどうやって救おうか。
だが俺らと一緒に飲みに連れてくってのも、悪くないアイデアだな。
つい顔がニヤけそうになるのを抑えながら、俺の目線は木戸が持ってるボストンバッグへ移っていた。
あれは確か・・・。
「巨体じゃねえよ。大柄と言え」
「似たようなもんだろ。あっ、ねえ木戸さんっ!これから俺たち晩メシアンド飲みに行くんだけど。木戸さんも一緒に行こうよ」
「あぁ・・でも私・・・」
言い渋ってる木戸は、どうやって断ろうかと必死に考えているんだろう。
そういう類の思考と態度は分かりやすい。
さて。俺は上司として、困った部下をどうやって救おうか。
だが俺らと一緒に飲みに連れてくってのも、悪くないアイデアだな。
つい顔がニヤけそうになるのを抑えながら、俺の目線は木戸が持ってるボストンバッグへ移っていた。
あれは確か・・・。