without you
「どうした」
「なんか私・・・あいつから6年も逃げ回って。でも、寺井さんたちは、たった丸2日で解決してくれて。しかも、いとも簡単に」
「テラさんたちはプロだから。迅速に、且つ完璧に解決するのが彼らの役目だ。それに、おまえが逃げてた6年という歳月は、決して無駄じゃない。俺に会えたんだしよ。これからはそう言いきれる人生を歩めばいいじゃねえか」
「・・・そうですね。純世さん。本当に・・どうもありがとうございました」
「礼はもういいって言ったろ?これで7回目だぞ。あ、あ。それから、チーム寺井へ俺が報酬を払うってことも、もう議論しねえぞ!」
「でも」と私が言うと、純世さんは「しょうがない」といった表情で、ハァとため息をついた。
「なんか私・・・あいつから6年も逃げ回って。でも、寺井さんたちは、たった丸2日で解決してくれて。しかも、いとも簡単に」
「テラさんたちはプロだから。迅速に、且つ完璧に解決するのが彼らの役目だ。それに、おまえが逃げてた6年という歳月は、決して無駄じゃない。俺に会えたんだしよ。これからはそう言いきれる人生を歩めばいいじゃねえか」
「・・・そうですね。純世さん。本当に・・どうもありがとうございました」
「礼はもういいって言ったろ?これで7回目だぞ。あ、あ。それから、チーム寺井へ俺が報酬を払うってことも、もう議論しねえぞ!」
「でも」と私が言うと、純世さんは「しょうがない」といった表情で、ハァとため息をついた。