without you
いつもどおりの秘書スタイルに仕上がったと満足できた私は、部屋着をたたんでベッドの上に置いた。
そして、ベッドのそばに置いていた、黒いボストンバッグを持ち上げる。

・・・いつもと重さは同じ。よし。

私は、キッチンカウンターに置いていたお弁当2つを仕事用のバッグに入れると、玄関の方へと歩いて行った。


< 6 / 636 >

この作品をシェア

pagetop