without you
「えーっと、君が木戸あみかさん?」
「は、ぃ」
「久遠純世です」
・・・やっぱりこの人、顔写真修正してなかった。
それに分厚い体も。
「そこに座って」
「あ・・はい」
うわっ!何て背が高い人なの!
レスリングじゃなくて、バスケかバレーの選手だったのかしら、この人・・・。
強いというより、圧倒的な存在感を放つ久遠社長を目の前にして、その場に立ち尽くしていた私に、椅子を勧めてくれた久遠社長の口調は、意外にも優しかった。
「は、ぃ」
「久遠純世です」
・・・やっぱりこの人、顔写真修正してなかった。
それに分厚い体も。
「そこに座って」
「あ・・はい」
うわっ!何て背が高い人なの!
レスリングじゃなくて、バスケかバレーの選手だったのかしら、この人・・・。
強いというより、圧倒的な存在感を放つ久遠社長を目の前にして、その場に立ち尽くしていた私に、椅子を勧めてくれた久遠社長の口調は、意外にも優しかった。