恋の欠片
由香里side


屋上についた…

『あんたが由香里?』

『はい。』

『私の忠告聞いたよね?』

私は黙った…



 『黙ってないで言えよ!』 

殴られた、蹴られた

    もう痛くなんかない


『あんたなんか死んでしまえ』

鬼山先輩はカッターを持っている。

『何やってんだよ てめぇ』

健次郎が入ってきた…

健次郎じゃないみたい

『こいつが健次郎に手出したんだろ?』

『俺が告ったんだし
そもそもおまえとは
終わった。』

『でも私…』

『これ以上由香里に手だしたら殺すぞ。』
 
鬼山先輩は泣きながら出て行った

私は涙が出てきた。

『ごめんな…守れなくて』

健次郎は泣きながら私を抱きしめてくれた…



まだ嫌がらせメールはつづいた。
真帆はメアド変えたら?
って言ってくれたので
メアドを変えた。
嫌がらせは なくなった…



    私はまいあがってた
    ここから恐怖のどん底に
    つきおとされることも
    知らずに……
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