お前が好きなんだ…。
ー ー ー
今日は唯と健斗と花が来てくれた
「秀…大丈夫?」
唯は心配そうに聞いてくる
「まぁ大丈夫なんじゃない?」
「なぁ秀、お前何で入院なんだ?すごい病気にでもかかったのか?」
こんな時でも普通に接してくれる健斗を見たらちょっと元気が出た。
「そーいえばお前らに言ってなかったな。俺さ、白血病なんだって」
「白血病…」
「おいおい、唯、そんなに重く考えるなって。治療すれば治るんだから」
まぁよくわかんねーけど
「白血病ってよくドラマとかであるやつだよね…最後には死んじゃう…」
「花!それ以上言うなっ!」
珍しく健斗が花に怒鳴った
「あっ、ごめん…」
「別にいいって。健斗もそんなに怒んなって。俺気にしてねーし」