お前が好きなんだ…。
それからの俺は弱音も吐かないように頑張った
いつか自分が治ることを信じて
でも神様は俺の願いを叶えてはくれなかった
辛い治療に耐えたって俺の病状はひどくなるだけだった
今の俺はもう前みたいには歩くことも困難な状態だった
それでも母さんや父さん、健斗や花、そして唯が支えてくれた
たまにクラスメイトとかが見舞いに来てくれた
ほとんどの人が俺の今の姿を見て驚く
最初は結構悲しかった
でも慣れって怖いよな…
今は全然悲しくないんだ…