義理チョコ革命!
No.3
プルルルル……
何回かのコールの後、
懐かしい声が聞こえてきた。
『 もしもし。朋莉?なんで 急に電話⁇
LINEすればいいのに〜 』
「 ……あ‥亜紀……。どう…じよう… 」
やばい。
涙声〜。
『 ちょちょちょっ! なに⁉︎
本気でどうしたの⁉︎ 』
「 高井と…… 高井と……… 」
『 高井と⁉︎ 』
「 ケンカしちゃったよ〜〜〜…… 」
涙声がなおんないよ〜〜〜。
涙が止まんないんだから、当たり前か。
『 はいっ⁉︎ なんで!
よりによって なんで今日⁉︎ 』
「 どーしよー…。
明日、バレンタインなのにぃ………」
『 ばかっ‼︎ 泣き言 言って、どうするの‼︎ 』
「 だって…… 」
『 だってじゃない‼︎ 』
うっ。
怒ってる。
『 せっかく、渡すって決めたんじゃん‼︎
今さら 泣いたって、どうにもならないよ!』
「 亜紀…… 」
『 まさか、渡すの やめるなんて言うんじゃないよね?
ここでやめたら、朋莉の 高井への想いは、そんなだけってことだよ?
違うでしょ?朋莉なら、頑張れるでしょ? 』
「 …… うんっ 」
亜紀の優しさが、
痛いほど伝わってきて。
がんばらなきゃ って、
前に進まなきゃ って。
そう、
思えた。
『 もしもし?朋莉〜? 』
「 亜紀っ! あたし、がんばるから‼︎
絶対に、チョコを渡すから‼︎ 」
『 うんうん。そのいきだ!』
あたし、亜紀と友達で 本当に良かった。
だから、
だから!
あたしも 高井に、友達で良かった って、
思ってもらえるようにならなきゃ‼︎
何回かのコールの後、
懐かしい声が聞こえてきた。
『 もしもし。朋莉?なんで 急に電話⁇
LINEすればいいのに〜 』
「 ……あ‥亜紀……。どう…じよう… 」
やばい。
涙声〜。
『 ちょちょちょっ! なに⁉︎
本気でどうしたの⁉︎ 』
「 高井と…… 高井と……… 」
『 高井と⁉︎ 』
「 ケンカしちゃったよ〜〜〜…… 」
涙声がなおんないよ〜〜〜。
涙が止まんないんだから、当たり前か。
『 はいっ⁉︎ なんで!
よりによって なんで今日⁉︎ 』
「 どーしよー…。
明日、バレンタインなのにぃ………」
『 ばかっ‼︎ 泣き言 言って、どうするの‼︎ 』
「 だって…… 」
『 だってじゃない‼︎ 』
うっ。
怒ってる。
『 せっかく、渡すって決めたんじゃん‼︎
今さら 泣いたって、どうにもならないよ!』
「 亜紀…… 」
『 まさか、渡すの やめるなんて言うんじゃないよね?
ここでやめたら、朋莉の 高井への想いは、そんなだけってことだよ?
違うでしょ?朋莉なら、頑張れるでしょ? 』
「 …… うんっ 」
亜紀の優しさが、
痛いほど伝わってきて。
がんばらなきゃ って、
前に進まなきゃ って。
そう、
思えた。
『 もしもし?朋莉〜? 』
「 亜紀っ! あたし、がんばるから‼︎
絶対に、チョコを渡すから‼︎ 」
『 うんうん。そのいきだ!』
あたし、亜紀と友達で 本当に良かった。
だから、
だから!
あたしも 高井に、友達で良かった って、
思ってもらえるようにならなきゃ‼︎