魂‐soul‐
決着
一方、湊達は槙人に言われた所へ向かっていた。
後ろから雅が追いかけてこないか心配だったが、ひたすら走った。
湊は最後尾で後ろに目を光らせつつ槙人の言葉を一語一句思い出していた。
『地下室?』
『あぁ。そこにこの機械と同じ物がもう一つある』
『そこで俺達に何しろと?』
『タイミングを見計らって隙をつくる。だからそこへ行って武流の魂を交換しろ』
『どうしてわざわざ…?雅はちゃんと武流の魂と交換するって言ってるやん』
『それは嘘だ。おそらくお前らは殺される。あいつは約束を守らない。お前らを無事に帰せば、ここの情報が漏れるからな』
『まぁ、普通に考えればそうなるな…けどお前達はどうするねん』
『……おそらく俺らは雅に勝てない。だから…』
後ろから雅が追いかけてこないか心配だったが、ひたすら走った。
湊は最後尾で後ろに目を光らせつつ槙人の言葉を一語一句思い出していた。
『地下室?』
『あぁ。そこにこの機械と同じ物がもう一つある』
『そこで俺達に何しろと?』
『タイミングを見計らって隙をつくる。だからそこへ行って武流の魂を交換しろ』
『どうしてわざわざ…?雅はちゃんと武流の魂と交換するって言ってるやん』
『それは嘘だ。おそらくお前らは殺される。あいつは約束を守らない。お前らを無事に帰せば、ここの情報が漏れるからな』
『まぁ、普通に考えればそうなるな…けどお前達はどうするねん』
『……おそらく俺らは雅に勝てない。だから…』