魂‐soul‐
「で、本題は?」
今まで黙って聞いていた雅も、核心に迫ろうとしていた。
「もう分かっているだろうけど、君達の魂をここに入っている誰かと交換したいんだ。もちろん、すぐにじゃない。僕達が用意するゲームに勝ったら、何もせずに解放してあげる」
穏やかな笑みは一変し、悪魔のように醜い笑顔を四人に向けた。
「どうしてこんなこと……」
武流が血の気を失った顔で言った。
対象的に魁人の気持ちは高ぶっていた。
「面白いから。人間ってさ、命が懸ってなかったら何でも適当にするでしょ?でも死に直面すると一変する。そんな姿を見るのが好きなんだ」
同調するように秋人が頷いた。
「じゃぁ何で殺さずにわざわざこんな装置を…?」
湊も思っていた疑問を武流が代弁した。
「僕達は人殺しじゃない」
魁人はぴしゃりと言い放った。
今まで黙って聞いていた雅も、核心に迫ろうとしていた。
「もう分かっているだろうけど、君達の魂をここに入っている誰かと交換したいんだ。もちろん、すぐにじゃない。僕達が用意するゲームに勝ったら、何もせずに解放してあげる」
穏やかな笑みは一変し、悪魔のように醜い笑顔を四人に向けた。
「どうしてこんなこと……」
武流が血の気を失った顔で言った。
対象的に魁人の気持ちは高ぶっていた。
「面白いから。人間ってさ、命が懸ってなかったら何でも適当にするでしょ?でも死に直面すると一変する。そんな姿を見るのが好きなんだ」
同調するように秋人が頷いた。
「じゃぁ何で殺さずにわざわざこんな装置を…?」
湊も思っていた疑問を武流が代弁した。
「僕達は人殺しじゃない」
魁人はぴしゃりと言い放った。