魂‐soul‐
「僕のゲームは『菊の間』に辿りつくこと!制限時間は一時間。これを着けてね♪」
デジタル式の時計は60:00と表示されたまま動かない。
全員が着用し終えると、秋人は螺旋状の階段を指差した。
「あそこを上って、菊の間を探しに行ってね☆」
「え?それだけ?」
武流が拍子抜けした顔で尋ねた。
「うん。まぁ、やってみれば分かるよ」
ポケットから玩具のピストルを取り出し、右腕を背伸びしながら上げた。
「じゃ、頑張ってね♪よーい、どん☆」
湊の顔の横で鳴ったピストル。
その音に反応したかのように、時計の数字が減り始めた。
デジタル式の時計は60:00と表示されたまま動かない。
全員が着用し終えると、秋人は螺旋状の階段を指差した。
「あそこを上って、菊の間を探しに行ってね☆」
「え?それだけ?」
武流が拍子抜けした顔で尋ねた。
「うん。まぁ、やってみれば分かるよ」
ポケットから玩具のピストルを取り出し、右腕を背伸びしながら上げた。
「じゃ、頑張ってね♪よーい、どん☆」
湊の顔の横で鳴ったピストル。
その音に反応したかのように、時計の数字が減り始めた。