魂‐soul‐
さっきの答えに繋がっているのか?

何を言っているのかさっぱり分からず再び五分が経過した。
 
バアアァン!!
 
三つ目の爆弾が破裂した。

今度は湊の二つ前のタイルが吹っ飛んだ。

飛び散った破片の一部が顔を掠めた。

爆音が鼓膜を刺激する。

残り五分。

一刻も早くこの謎を解かなければ。

視線を足下に落とすとタイルの切れ目が視界に入った。
 
「あっ」
 
湊は部屋のタイルの数を数えた。

すると5×5の二十五マスで成り立っていた。

そうすると、全ての端から四マスで行ける共通の場所がある。

中央のタイルだ。

湊は急いで移動した。
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