ヒトメボレ
第三章

急接近中






ついにやってきた。




待ち望んでいた、県大会。





大会っていうかまあ、研修大会だけど。






「さああつうううきいいい!
やばいよ!やばい!」





私はもう、誰にも手のつけられない状態で。





「いいから黙れ!!うるさいし!」




と、皐に一喝を入れられ、ショボンと肩を落とす。






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