ヒトメボレ
前に出そうとした足はその場で止まり、





一秒、そしてもう一秒。





ほんの一瞬だった。






理由もなく振り返ったその先の人は…



間違うはずのない、あの人。
いつまでも私の中の輝いている人。




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