俺様な狼上司に迫られて!






「っ……アホ…!」







そう言いながら
俺はそのまま松岡を連れて寝室へ向かい





---バタンッ





そう言って閉まったドアに
松岡を押し付けて キスをした。



…結構、ディープめ。






熱い息が絡まって

俺自身、いけないとは思いつつ
止まらない欲に勝てずに

そのまま貪るように 唇を奪う。







「んっ…部長…。」

「っ…はぁ……松岡…。」







唇を再び重ねて

松岡の体を抱き寄せて
そのまま体を回転させて

後ろにあったベッドに

そのまま 押し倒した。








「っ…はぁ、はぁ…。」

「…はぁ……お前、覚悟しろよ?」







----あんなこと言ったからには、責任取れ…。







そう言ってからまた唇を重ね


徐々に松岡のシャツを脱がし
スカートもストッキングも脱がした。

俺も自分のシャツも脱ぎ捨てる。






-----熱い。






酔いのせいか

それともこの高ぶる気持ちのせいか





互いに熱い体をかき抱きながら

ひたすらキスを続けた。







(-----…っ…やべ……止まらねェ…。)








堪らないこの感覚に

依存していくように
快感を求める身体に


俺は必死で意識を保ちながら

一旦体を離した。









「……松岡…。」








俺が熱のこもる瞳で見下ろせば

松岡は目を閉じたまま

キスで濡れた唇を薄く開いて


下着姿の上半身は
呼吸で上下していた。









「………。」

「……目開けろよ、松岡…。」








俺が松岡に呼びかける。




……が。









「………。」

「……松岡…?」









------ん?






何かおかしいぞ
と俺は低速の思考回路ながらも

そう感じて



松岡の名前を呼んで
応答を請う。







-----だがしかし





松岡が反応することはなかった。










(………まさか…嘘だろ。)









え…まさか…








………寝た?









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