俺様な狼上司に迫られて!






なんと


サユリが出てきた姿は

タオル1枚。








「お、お前は女として羞恥っつーのはねぇのかアホォォ!!」

「な、何急に?!
着るもの取りにきただけじゃん!!」







何で怒ってんの?!




と困惑している無自覚なサユリ。



赤面しながら
怒鳴っている俺を

??とハテナを浮かべながら
見つめてくる。





…この野郎マジで…!!







(必死で欲望抑えてるこっちの身も知らずに…!!)






俺は必死に自分を落ち着かせながら

サユリに
「早く服取って戻れ…!」
と命令する。




…頼む、マジでやばいから!!








(……っ、くそっ…!)






何でこんな時に限って

あんな無防備に出てくっかな…。





と俺は思いながら
頭をガシガシと思い切り掻く。






(……チッ、発情期の学生か俺は…。)







あいつの心が分からなくて
不安になって…



余計、気持ちを確かめたくて

抱きたくなる。








「……アホすぎる…。」







マジで

何なんだよこれ。







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