俺様な狼上司に迫られて!
「あ、ごめん松岡。
その資料俺にも貸し「マユコちゃんありがとうー!」
(----------。)
わざわざあいつの近くまで行って
話しかけたら これだ。
明らかに俺が来たのを察してから
パッパと資料を片して
同僚の女子に返してしまった。
…何だよ一体。
----そしてそれから…
「なぁ松岡、この資料一緒に…」
「あ!マユコちゃんそれ私やるよ!」
「え?いいのぉー?ありがとぉー!」
「………。」
「松岡これのコピー頼…」
「あ、サヤカさん それ私も手伝います!次私も使うので!」
「あら、本当に?助かる〜。」
「………。」
(-------この野郎……)
俺は内心 段々とムカついてきて
そう思い始める。
何なんだこの態度。
俺が何したって言うんだよ。
避ける理由があるなら教えろコラ。
(前までむしろ仲良くしてたのによ…)
喧嘩も何もしてねェ。
嫌な顔をされた覚えもねェ。
じゃあ何が原因なんだよ、おい。
「----------。」
そう思いながら
結局あいつに話しかけるも
全てかわされ接触なし。
目も合うことなし。
完全に俺を避けている状態。
(……ダメだ。もう我慢できねェ。)
俺は覚悟を決めて
行動に出ることにした。
---そして 午後7時を回った。