俺様な狼上司に迫られて!





昨夜の泥酔野郎かつキューピッドならぬ働きをしてくれた男から

連絡が来るとなると

何か嫌な予感がするような しないような…。







(とりあえず見てみるか…。)







そう思いメールを見る。





そこには…







『差出人:大津 虎
昨日は飲み会でごめんな〜(笑)
途中から記憶ねーからさ
今日俺の家来て軽く飲もうや。』







(-----こいつまた飲む気かよ。)







メールを見て1番最初の感想がコレ。



つか途中から記憶ないって…

は?もしかしてあいつ…






(自分がサユリのこと暴露したの覚えてないのか…?)






多分このことを聞いたら
サユリは激怒するだろう。



はぁ〜…こいつも良い奴なんだか
ダメな奴なんだか。

酒にだらしなくなければなぁ
とつくづく勿体無いと思う。







(…まぁこいつの家なら
最後寝かせればいい話だし、いいか…。)







いざとなったら潰れたあいつを置いて
勝手に家に帰ればいい。




そう考えて
俺はタイガに返信を返す。








そして

あっという間に30分が過ぎた。








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