終わりのない孤独
初めての孤独
私は2,000gに満たない未熟児。

保育器の中で無数の機械と繋がりながら。

一ヶ月経とうとも母は訪れない。

私を産んで生死をさまよい。

なんの楽しみもない病室で。

我が子との面会を心待ちにしておられたのでしょう。
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