終わりのない孤独
母はひとりで私を育てるために。
夜の街へと羽ばたいて。
帰ってくるのは疲れた母。
酒とタバコと香水の香りを纏った母。
精神科の薬は飲んだり飲まなかったり。
金と男を操る母。
私は子供ながらに魅せられる。
保育園が終わると託児所へ。
土日はどこかの親戚の家へ。
私は殆ど家に帰らない。
殆ど母の愛に触れることもない。
それでも母を愛していた。
夜の街へと羽ばたいて。
帰ってくるのは疲れた母。
酒とタバコと香水の香りを纏った母。
精神科の薬は飲んだり飲まなかったり。
金と男を操る母。
私は子供ながらに魅せられる。
保育園が終わると託児所へ。
土日はどこかの親戚の家へ。
私は殆ど家に帰らない。
殆ど母の愛に触れることもない。
それでも母を愛していた。