私の周りの馬鹿な奴らの物語
『たかがバイクで皆大袈裟。それに噂とかあたしどうでもいいんだけど……』



「それが、''普通''の修也だったらだけどね。あんたが乗ったのは''龍炎''の修也だから。」



めんどくさい。凄くめんどくさい。
なんで、あたしがこんな目に会わなきゃなの。



『はぁ……あたしの学校生活が……』



まさか、バイク一つでこんなんになるとは思わなかった。



「かほ……。教室戻る?」


『うん。』


帰ったってすることないし。
< 21 / 31 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop