魔女に恋した王獣
愛しい人との未来
「あっ、」
下半身にはしる激痛に、目がさめる。
昨日、
『私を…もらってください。』そういって。
そのままその夜、ジンとひとつになった
初めては驚くことばっかで。
びっくりするところを触られたり、びっくりするところにキスをされた。
そのたび跳ねる身体を何とか抑えて、ジンについていく。
だけどやっぱり怖くて、凄くいたくて。
そのたびジンが『やめるか?』って、ずっと聞いてきて。
だけど、痛くてもジンに触れたかった。
ジンとひとつになりたかった。
私が首を降って『続けて』って、言えば
『愛してる』って、甘い顔でいってくれて。
ひとつになったときは、凄く幸せだった
初めは痛いだけの行為が、何回か動く度に声を押さえきれないほどの快感が襲ってきて。
最後に、一気に上に押し上げられて。そこで私の意識は途切れた。
横で寝息をたてるジンの唇に、そっとキスを落とした
そして、そっと開かれた瞼の奥の瞳が、私をとらえる
数秒見つめあったあと、私の手がお腹にあることに気がついたジン
「腹、いてぇか…?」
「少し…」
少し動く度にくる激痛。
優しくお腹の上をいききする手に、そっと自分の手を重ねる