夢見のさだめ
ドミニク王子の姿が見えた。
普段見ている姿とは違う。
怖いくらい真面目な顔をしている。
「ドミニク!!」
「兄さん!? それにエヴァも!! 何してるんだ!?」
最後の言葉は私に言われている気がした。
馬から降りると、足に上手く力が入らなくてふらついた。
そんな私の腕を取り支えてくれたのはドミニク王子だった。
「兄さんはともかく、君が何でここに!? 今の状況をちゃんと分かっ__」
「分かってます!!」
つい声が大きくなってしまい、ドミニク王子は驚いた顔をした。
「どうしてもお話ししたい事があって……っ、ランスロット王子に無理を言って連れてきてもらったんです。 お話ししたら直ぐにいなくなりますから! だから話しを聞いて下さい! お願いします!!」
ランスロット王子に肩を抱き寄せられ見上げると、真剣な瞳が見えた。
普段見ている姿とは違う。
怖いくらい真面目な顔をしている。
「ドミニク!!」
「兄さん!? それにエヴァも!! 何してるんだ!?」
最後の言葉は私に言われている気がした。
馬から降りると、足に上手く力が入らなくてふらついた。
そんな私の腕を取り支えてくれたのはドミニク王子だった。
「兄さんはともかく、君が何でここに!? 今の状況をちゃんと分かっ__」
「分かってます!!」
つい声が大きくなってしまい、ドミニク王子は驚いた顔をした。
「どうしてもお話ししたい事があって……っ、ランスロット王子に無理を言って連れてきてもらったんです。 お話ししたら直ぐにいなくなりますから! だから話しを聞いて下さい! お願いします!!」
ランスロット王子に肩を抱き寄せられ見上げると、真剣な瞳が見えた。